Halophytes of the Aralkum Saline Desert and Adjacent Drylands

中央アジアに広がるアラルクム砂漠の植物を
全編英語・ビジュアル満載で紹介。

中央アジアのアラル海は、かつては閉鎖湖として
世界第2位の面積を誇っていたが、流入する河川水の減少により
その大部分が消失した。

湖の縮小に伴い湖水の塩分濃度が上昇したことで、
豊かな漁場は姿を消し、旧湖底からは塩分を含んだ砂嵐が
発生するようになり、人類が引き起こした最悪の環境問題の
一つと言われている。

その一方で、アラル海の旧湖底はアラルクム砂漠と呼ばれ、
新たな生態系ができつつある。

本書では、このアラルクム砂漠を中心に塩類集積地に育成する
「塩生植物」と呼ばれる特徴的な植物を多数紹介するとともに、
その活用についても解説している。

================== 書籍の仕様 ==================
　　　著者：Kristina TODERICH / Naoko MATSUO
Temur KHUJANAZAROV / Khabibullo SHOMURODOV
Norikazu YAMANAKA
　　　　　　発行：今井出版
　　　　　発行日：2024年3月27日
　判型（サイズ）：B5判
　　　　ページ数：304ページ
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